上中里2丁目の街おこし
都心にほど近いのに都市計画の噂さえ聞いたことが無い忘れられた気の毒な下町
そこは私が住む北区上中里2丁目、住民は良い人ばかりなのだが・・・
上の地図の赤い部分が上中里2丁目です、広さは東京ドーム2.4個分あります、4方がJRのレールに囲まれていて、島のようです、この島を出るには踏切を越すか陸橋を渡るかトンネルを潜るかしかありません、公設施設はなく商店も少ないので不便です、
しかし・・・、よく見ると都心への大動脈路線(京浜東北線と上野東京ライン)のそれぞれの駅が街に接してることに改めて気づきます
まるで2丁目に表門駅と裏門駅があるようなものです、これってもしかすると凄いことではありませんか、2丁目が何かを企画すれば集客の足は既に確保されているという事です、これ以上の交通インフラは望めません
これを利用しないのはまさに宝の持ち腐れ
でも、この街に絶叫マシンのテーマパークや、アウトレットを誘致するなんてとても無理無理、2丁目は戦後から区画整理もされていない昔ながらの下町、車不可の路地や行き止まりの袋小路が沢山有ります
この街を余りいじらないで「街おこし」何かないか、と寝る間も惜しんで模索しました結果、ひとつの構想が生まれました、唯一無二の大構想です、最後までお付き合いください
アートの街
「なんだ、やっぱりアートかい」の声が聞こえて来るようですが早合点しないで下さい、どこにもありそうなものと一線を画していますから、
特徴を箇条書きにしてみます
- 近くの上野には東京芸大がありますし、そのほかにも美術系大学、専門学校などで画家やデザイナー、漫画家、アニメ関連を志している人の為に、その人達の住みやすい町にします、例えば家賃を20%オフとかします、大家さんの中には空部屋でお困りの方も多くおられるようです、この際このような事で対策されたら如何でしょうか
- 街の至る所に野外展示盤を設置します、これは塀やフェンスに掛けるのは勿論の事、一寸した軒下、普通の外壁、等に設置します、展示盤もスチール製ガラス扉付きの本格的なものから、何かの板を張ったもの(ガラスなし)の簡単なものまでいろいろあります、例えば選挙の候補者を貼るパネルがありますが、あのような簡易なものも良いと思います、野外ギャラリーは広いです、とりあえず1万点は展示できるようにしたいです、場所を提供する大家さん戸主の方々には相応の見返りがあります(後述)
- 沢山できた展示盤には学生さんを元より一般の愛好家、子供にもたくさん展示していただきます、展示は全て無料です、絵の上手下手は問いません、下手な絵でも十分価値があります、出すのを躊躇していた人もこの絵なら自分の方がマシだと思って出す気になるでしょう、ただ良い絵かそうでないかの判断は、それを見る人の目に依ります、誰も下手な絵と断定する権利などありませんから。但し、出品する絵は原画に限ります(写真やリトグラフは印刷されたもの以外は可です)
(これらの写真は合成です、まだ展示盤は出来ていません
路地の奥などはドンキホーテの商品陳列のような雑多な感じが有っても
面白いですね埋もれた傑作が有りそう)
- 駅から街の入り口には「アートの街」の案内看板を設け散歩しながら作品を楽しむことが出来ます、屋外なので見学は自由な雰囲気で健康にもよいでしょう
アート散歩で足腰を鍛えよう
野外展示は室内ギャラリーのように入るのにちょっと躊躇する敷居がありません
ここで、一寸疑問に思われるのは野外展示だと風雨にさらされるし盗難とか問題がない?
そうです、野外展示ですからそれに耐える作品に限られます、まず大きさですが、最近は強い風の吹く日が多くこれに耐える大きさには制限がありA2,A3,A4位の小品が中心になります、〈号だと20以下〉使う画材は水に強い紙と水に溶けない油絵の具やアクリル絵の具とかを使うのが条件になります、鉛筆画などはラミネートやコーティングが必要になります、また紫外線による退色もありますから展示期間や季節にも依りますが1~3か月くらいでしょうか、作家本人であればその場でタッチアップもありとします、
絵は屋内展示という既成概念を変えます、始めから屋外に展示することを目的に描くアートは全天候型、新しいジャンルとして定着させます、
それには画用紙と絵の具のメーカーさんが研究して、より対候性のある画材を提供していただく事が大事ですが、それまでは既製の画材を選び工夫して対処していきます
こんな状態にならない様に可能な限り工夫し管理します
将来は家屋を改装して室内展示も出来るようにし野外不可の大きな作品や風雨に弱い作品が展示できるようにしたいですが基本は野外です、絵の管理は委員会(仮称)がします、但し自然に絵が破けたり傷んだり、また悪戯したり盗まれたりした場合未然の注意はしますが、保証は出来ません、出展費無料という事でご容赦願います
盗難に関しましてはそれが無いことを願うばかりですが、これも将来の話になりますが監視カメラを網羅してその気を抑制させればと思います、
- この街は前述のとおり路地が多くあります、これらの全てに愛称を付けて、それぞれにユニークな標識を作ります、これにより、「あの評判の絵はXX小路の中ほどにあるわ」等と便利に使えます
● 戸建ての駐車場は車が出た後、白っぽいコンクリートが目についてなんか間が抜けた感じになりませんか、ここにトリックアートを描いてはどうでしょう、 まさにそこにそれがあるかのような絵、テクニックは要するでしょうが、例え下手でも笑えるようなものでも、散歩人を楽しませてくれるはずです、ガレージトリックアートの頭文字をとってGTアートとしましょう、かっこいいですね、下の絵は上手くもないその例です、これだけはこの場所に来ないと見られないということがアートの街としてはプラス要因になりますね。
アメリカはニューヨークのマンハッタン島の一角にソーホーと言う町があります、そこは昔からカッコイイ画家や芸術家が多く住み街角でミニ展示会などをしていることで有名です、今では観光地化して、ブランドショップが立ち並んでいるそうです、上中里2丁目も東京のソーホーとしてアートの名所になると良いですね、そして世界に羽ばたく芸術家がこの地から誕生してくれることを願わずにいられません
以上がアートの街の概要前半です、これだとそこらのアートの街とそう変わらないと思われましたか?思ったでしょう?
おっしゃる通りです、なんか貧乏くさいし、展示盤も増えっこないし、絵も集まらないし管理費はだれが負担するの?構想頓挫は目に見えています、
お待たせしました、それをあっと変える真骨頂はここからです
ここが画期的
上図をご覧ください仮にコオロギを描いた絵を出品したとします、右下にQRコードのタグを付けます、見学者はこれをスマホで読み取ると作品名、作家名、プロフィール、等に続いて頒布価格を知ることが出来ます、そうですこの作品を販売する事が出来るのです、ここがこの構想のキモです、一般的に作家はナイーブでシャイで価格を出すことに気が進みません、ましてそれが直読できる値札だと「なんだ、こんな絵が、こんなにするのかよ」なんて声が聞こえたら耐えられません、実際はそんなこと言う人はいないのですが、気が弱いのです(強気の人もいるでしょうが)そこでQRコードと言う日本の大発明をクッションとすることで躊躇することなく自分を主張できます。自分の魂を注ぎ込んだ作品には、遠慮なく強気で行きましょう、その作品には間違いなく価値があるのです。
絵画の例
QRコードの例
佐藤博
代々木美術学校2年
静物体アルファ
頒布価格50,000円(税別)
kn2公認
QRコードの内容
売れた作品は委員会が管理しますので、作家に70%、委員会が20%展示場所提供者が1~10%と配分します、一般的なギャラリーでは作家50%だそうですから、70%はかなり嬉しいと思います、このシステムで出品者はグンと増えるでしょう
ところで作品はそう簡単に売れるの?と言う疑問が生じると思います、破けたレア物ジーンズ、人気作家のリトグラフ、人気俳優、スポーツマンのサイン入りグッズ、等々が信じられないような高価格で取引されている世界があるらしい、我々から見ると誰が買うのと?思ってしまうのですが、世の中お金の使い道に困っている人もいるのです、その資金の流れを呼び込むためにこのアートの街は堰を開きます、流れを呼び込みます、
流れてくるかなー?すぐには望めないでしょう、でもその内、チョロチョロでも流れ始めれば、出品を様子見していた作家が売れるんだなと判断して参加し始めます、流れ始めるとやがて堰を切ったように怒涛の如く流れます、これは口コミ、SNS,TVそして業界誌が取り上げてくれればあり得ます、これは大甘な予想になるかも知れませんが、やってみないと分かりません、但し最初は少々時間が掛かるのは仕方ありません、
美術系学生たちは特に積極的に参加することでしょう、買う方も将来性を見込んだ作品と巡りあえば未来の大芸術家を発掘、育てるという大義名分を担った気分での投機対象として見直すでしょう、これは又現在問題になっている貧富の差の拡大の是正には微力ながら良い方向に向いていると言えます、学生にとっては自分の絵がどのような評価が得られるのか興味があるし買ってくれたという実績は大いなる励みになります、先生や審査員の評価は得られなかった作品でも見る目が変われば優れたものは沢山ある筈です、泣く泣く押入れの奥に閉じ込めた埃まみれの作品、
日の目を見る事が出来なかった悲しい絵たち。今こそデビューだ!
又、街の隠れた芸術家も挙って参加します、若いころ画家を目指して勉強したもののプロとして生計を立てるのは無理で仕方なく図工、美術の先生や少しでも関連のありそうな職業に甘んじている実力派の方々、個展を開くのは少し荷が重いと思っている作家の方々、には願ってもない場所になります、何十点何百点出品しても無料ですし、売れればお小遣い以上のものが得られるかもしれないし例え売れなくても多くの人の目にさらされるのですから作家としては嬉しいことに違いありません、その作品をどこに展示するかも問題になりそうですが、これは委員会に任せていただく方向が良いと思います、良いものを見つけて買う人の心理は多くの人が見る目抜きの場所よりも奥まった路地のこんな辺ぴな場所に掘り出し物を見つけたという喜びが大きく、購入意欲が出ます、又、風雨に晒され耐えた絵画が無事に買い手が付き額に納まって居間などに鎮座するというプロセスは絵画に箔が付いたような気がしますね。
と、ここまで売れるについて楽観視しすぎているのかも知れません、売れない時期が限度を超えると作家や展示盤提供者から不満の声が上がってくるのは必然です、
その時の対処は今考えている事の1つとして人気アニメーターや漫画の作家の原画をサイン入りの出品依頼することです、
その他いろいろ考えるにしてもトレード(交換・再販)の場所にはしたくないと思います。あくまでも新人発掘、デビューの聖地であることを信条にします。
このシステムを図にしてみました、仕入れ費用は基本的にゼロですから運営委員会としてのビジネスモデルとサステナブル(持続可能)は十分に確立されています、利益はまず街に還元します、多くの人に参加していただき例えば子育て中の主婦、定年退職して余生は軽く働きたい人、病弱の人の軽い仕事など、学生アルバイト等働きたいけどまとまった時間が取れない人、体力に自信がない人、障碍者など広く浅く配分します、又、自治会費,町会費の一部負担、寄付、等、街の美化とかも、おっと、取らぬ狸の皮算用にならないようにこの辺でやめておきますが夢は大きく持ちましょう、更に直営のオシャレなカフェとかも、(まだ言っている・・・)。
でもやっぱり言いたい、人が多く行き来するようになれば、おしゃれなカフェ、レストラン、画材や、関連グッズショップ、居酒屋などが雨後の筍の如く自然に出てくるでしょう、特に誘致しなくても大手チェーン、スシロー、KFC,吉野家、サイゼリア、丸亀製麺、磯丸水産(自分の好みばっかり)などが進出してきます、上中里2丁目は大変わりします、そればかりか周辺や税収面で北区にも、大きく貢献できるでしょう。
上中里二丁目の夜明けは近い
これからする事
まずこういうが構想企画があるという事を知っていただかなければいけません、住民の誰もが此の事を知っているくらいの徹底した根回しが必要です、その手段として現在ご覧のホームページをご高覧していただいて居るわけですが、これでは不十分です、口コミ、SNSをフル活用して広げるのが現代的ではありますが、これらに縁のない方も多くいらっしゃるので、難しい問題です、とにかく時間をかけて慌てず着々と進めればよいのでしょう、街全体の機運が盛り上がらなければ成功は望めません
それに先立って委員会(仮称)を運営する会員を募集しなくてはいけませんが、これは何人集まれば良いのかわかりませんのでとりあえず最初の募集を一次会員として10人位、今後どう進めるかを話し合えれば良いのではと思っています、ZOOM等も大いに利用しましょう、入会金は不要ですが手当も出せません、ボランティアです、とにかくお金の流れが一切ない方が意見を述べるのに遠慮が要らないし、入退会も自由です、運営のお金はいらないですが、話し合いの場所が飲食店だったら飲食代は割り勘などで負担が生じます、細かいことに拘っているのは、会員が同じスタートラインに立って、考えていただきたいからに他なりません
実際に形を伴う動き(例えば展示盤製作)が出てくる段階で資金が必要になります、クラウドファンディング、区の助成金等も大いに活用して個人の出費は出来るだけ抑える方向で進めたいと思います、とまあ、今後の事はまだ何も決まっていないのが実情です、私がやってみたいという方大歓迎です.
この構想に賛同されたら是非「お問い合わせ」から、又もっと詳細を知りたいや疑問点なども気軽に使ってください、会員入会と言っても友達グループと言った感じで良いと思います、入会、退会は自由です、このホームページは自作ですから随時内容改善します、その時に現会員数やご意見の集約が出せればと思っています、「集まるかなあ」と一抹の不安もありますが、その時はその時判断します。
最後になりましたが、私は鈴木輝明と申しまして2丁目在住者です、こういった構想は出せるのですが、実行力は乏しいです、それに高齢者ですから、委員会が独り立ちして動き出したら身を引く所存です、方向が変化しても構いません若い力に期待します。
尚、勝手ながらこの構想の愛称をKn2(カナツー)としています、カミナカザト2チョウメの略です、URLもKn2を使用していますのでよろしくお願いいたします
最後までご高覧いただきありがとうございました。
ニュース
- 2025.1.1 旧年はお世話になりました、新しい年の目標はより多くの人に知っていただき、ご意見を伺うことに尽きます、ベリーグッドマンの「花よりも花を咲かせる土になれ」まさにその通りです、この一年はこれで行きます、既にご賛同していただいてる方々にはどうぞ見守ってください、そして何かお考えがありましたら、お聞かせください。
- 2024.12.1 11月は予定通りポストインが出来ませんでした、その代わり我が家の前に在るベンチにチラシを入れておくボックスを新設してみました、取り付けたのが27日でその効果は6枚でした、こんなもんでしょう、その反応(メール等)はありませんでした、でも挫けません、気を長く持っていきます、まだ始まったばかりですから。
- 2024.11.1 HP訪問者のカウント設定がまずく10月前半は出来ず、後半のみですが、訪問139名お問い合わせ3名でした(フェースブックからのリンクも含めて)また、URLとQRコードを載せたリーフレットは120枚ぐらいポストインしました、まだ2丁目全戸数の20%位でしょうか、これからも、続けます、1ケ月経っての感想ですが、知っていただくことの大変さを実感しました、でも焦らず一歩一歩進めようと思っています
- 2024.10.1 SNSに公開始める